皆さんは利用者さんたちや自宅介護において
入浴で大変な思いをされたり悩まれたりすることも多いかと思います(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
感染症を持っている人の入浴の順番。これも気になりますよね。。。
結論から言うと【梅毒、C型肝炎、B型肝炎、MRSA・緑膿菌等】を感染している利用者の入浴の順番は気にする必要はないです!
通常は入浴による感染の可能性は無い と言われていています。
梅毒の主な感染経路は、「性行為での感染・血液感染」。
C型肝炎・B型肝炎は、「血液を介して感染」。(通常の状態では感染はしません(-_-)/~~~ピシー!ピシー!)
(ちなみに感染経路ですが肝炎の利用者に使用した注射針が看護師に刺さり感染したという事例があり、注射針の処理には注意した方がいいそうです)
MRSA(メチシリン耐性黄色(おうしょく)ブドウ球菌)は、「接触感染」。
接触感染の経路は2つあり、①直接患者に接触すること、②介護用具や環境表面などとの間接接触により起こるものがあります。
これはどの程度の菌がどこから出ているかによりますが、入浴により他の利用者さんへ感染する可能性は少ないと考えられています( ..)φメモメモ
一般的に、入浴後は風呂用の洗浄剤を用いて洗い流した後,高温のお湯をかければ特に消毒の必要はありません。
それにこのような感染症が、銭湯や温泉で感染するなら、すごい数の感染者が生まれているということになります( ..)φメモメモww
絶対ということはないですが実際、そのような事例が無いことを考えると、入浴では簡単に感染しないと考えて間違いないといえるでしょう( *´艸`)
恐る恐るやっていらっしゃる方も多いですよねー
以上の事から、特に入浴の順番は気にしなくて良いと言われています。
…気にしなくて良いと言われていますガ!
褥瘡(じょくそう ※)がある利用者さんのMRSAの対応には順番を検討する必要があるともされています( ..)φメモメモ
(※患者が長期にわたり同じ体勢で寝たきり等になった場合、体とベッドとの接触局所で血行が不全となって、周辺組織に壊死を起こすものと定義されています(-_-)/~~~ピシー!ピシー!)
一番重要になってくるのが、【利用者に傷があるか、無いか】が肝となります。
極論、利用者さんと介助者の皮膚に傷がなければ、
梅毒、C型肝炎、B型肝炎、MRSA、緑膿菌は体内に侵入できないため、手袋を着用する必要がない!
ということになります( ゚Д゚)
しかし、お互いの皮膚に傷があった場合には、感染する確率があるため注意が必要になります( ..)φメモメモ
「とにかく傷には気をつけろ!」デスね( *´艸`)
かなりの低確率ですが、ゼロではないとされているそうなんですねー
介助者に傷が無かったとしても、感染症に感染している利用者の傷に直接触れる場合には手袋を着用する必要があります。
(どちらにも傷が無い場合には、手袋を使用する必要が特に無いみたいです)
傷がある場合には、入浴を最後にする他にもシャワー浴など臨機応変な対応が必要になります。
また自分を守る為の感染症対策には、いかに「手荒れ」をさせないかが重要となってきます(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
自分の手に傷がある場合は、例えば「手袋をつける」などの感染対策をしてください。
正しい知識を身につけて、正しい対応を心がける、
そして、ピンポイントの対応を行うのが、プロです!
感染症の他にも、入浴介助には様々な注意点があり、
そのなかでも最近注目されてきたのが、「ヒートショック」と呼ばれるものです。
暖かい場所から急に寒い場所へ移動した時に、
血圧が大きく変動することで、失神や心筋梗塞、脳梗塞などを起こします。
場合によっては死亡事故へと繋がる可能性が出てくる危険な症状です。
このヒートショックを防ぐには、浴室と脱衣所の温度差を少なくすることが大切で、
特に冬場の温度差には、注意が必要となります( ..)φメモメモ
入浴前にはシャワーなどを使用し、「浴室を温めておく」などの対策をしておきましょう。
またお風呂で身体を洗う順番については、頭から上半身、下半身、最後に陰部や臀部が基本となっています。
しかし、基本はあくまでも基本で、最初に陰部や臀部を洗ってから椅子に座りたい利用者もいて、
利用者の状態や希望に対応する事が必要となってきます。
柔軟さが必要ですね(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
【入浴介助】
身体をきれいに保つということは、人として最低限の欲求であり、尊厳の維持にもつながると定義されています。
入浴時、スムーズに利用者さんを待たせる事なく進めるにあたって、
入浴前に準備しなければならないものが多くあります(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
入浴する前に準備しておくものとして、、
これらは入浴前に必ず準備しておいてください。
準備ができていない場合、途中で取りに行って、ご本人を裸のまま待たせてしまうことにもなりかねないですし、
事故防止の為にも、高齢者を一人にさせないことが大切です( ゚Д゚)(みんな一人はさみしいですw)
あると便利なものなども( ..)φメモメモ
・エプロン(水を弾くための素材)
・滑りにくいゴム製の靴
・手袋
自分自身が濡れてしまうのとバスルームの床は滑りやすいことを考慮した服装などがよいとされています。
入浴は、常に身体の状態を確認できる場になります。
寝たきりでなくても座っている時間が多いと、腰などに褥瘡ができやすいので、
入浴介助をしながら、皮膚が乾燥していないか・傷がないかなどのチェックをするように心がけて下さい。
入浴時は全身を見ることができるためしっかりと確認しましょう。
体を清潔にすることは大切だが体調が悪いときは無理しない、これも大切です。
そのようなときは、入浴の代わりに温かいタオルで体を拭いたり、
足だけをお湯につける「足浴」をおこなったりしてもよいと思います( ..)φメモメモ
自宅の浴室で入浴介助を行う場合、設備や広さなど、どうしても施設と同じではないため、
その分だけ安全には十分に配慮する必要があります!
場所によりけり、安全第一でどんな時も考えていきたいですね( *´艸`)
基本的なことですが入浴介助をしていると、ご本人ができるところまで、ついつい手を出してしまいがち(孫の手、、( ..)φメモメモ
しかし、できるところは自分でやってもらうように心がけ、自立支援に繋げましょう(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
まず空腹時や食事の直後の入浴は避け、
入浴介助を始める前には浴室の準備をし、浴槽にお湯を張り、浴室と脱衣所を温めておきます。
浴室暖房があれば、それを利用するとよい衣所に小さい暖房器具などを置くと便利でしょう。
そして何より大切なのは利用者さんの体調です!
体調が悪くないかを事前にチェックし、
血圧が高すぎないか、発熱していないか、脈拍や呼吸、表情に変化はないか、
などを確認してから、入浴を促していきましょう(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
入浴中は足元からゆっくりお湯をかけていき温度を確認しながら、少しずつ慣れてもらいましょう。
お湯をかける際に必ず声をかけ、ある程度温まったら、頭から洗います.
高齢者の方は皮膚が弱いので体はボディタオルやスポンジでやさしくやさしく洗いましょう。
体を洗い終わったらゆっくりと浴槽に入ってもらい心臓に遠い部分からお湯に浸かるように注意し
のぼせてしまう危険もあるので、お湯に浸かる時間は5分程度にとどめておくと良いみたいです(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
浴室から出るときもゆっくりを意識(ゆっくり、ゆっくり)
入浴後は体や頭の水分をしっかりタオルで拭き取り、
特に足の裏が濡れたままだと転倒し怪我の元となりえるため十分に拭き取りましょう。( ゚Д゚)
血圧の変動でふらつくためいすに座ってゆっくりと着替えをおこなうこと!(着替えもゆっくり)
入浴後の体調変化に気をつけ、しっかり水分補給を取ってもらい血圧や体温などを測り、異常がないかチェックし
これで万事OKです( ゚Д゚)
中々大変な作業ですので、文章ではすらすらと説明できますが、現場はより気を使わなければいけません。
認識としては医者に近いイメージです。
できる介護士は
このような基礎を固め、より応用を効かせ尚且つ「トーク力」を身に付けています( ..)φメモメモ
ご参考になれば ^^) _~~
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