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Home ニュース > 【6/10 社内研修】精神科疾患の歴史

【6/10 社内研修】精神科疾患の歴史

2020.06.12

先日、社内研修を実施致しました。

今回は、コロナ感染対策として、動画配信でお届けする事になりました。

研修には、当社社員2名が参加し、講義を受けました。

 

 

今回のテーマは、「精神科疾患について」です。

本日は、精神科疾患の歴史について、ご紹介させていただきたいと思います。

 

精神科疾患・精神科病院と聞いて、皆さんはどのようなイメージを持っていますか?

世の中では、”怖い・暗い・意味がわからない・社会で生活するのが難しい…”など、

あまりポジティブなイメージがないみたいです。

 

人の「心」は、目に見えないのでどうしても『わかりづらい』。

『わからない』から、人から聞いた情報だけを元に、

ネガティブなイメージを持ってしまっているのではないでしょうか。

 

 

今、日本の精神科病院の病床数は、30万人を超えています。

しかし、同じ先進国のイタリアでは、精神科病院はありません。

30万人を受け入れている日本と、そもそも精神科病院などないイタリア。

なぜこんなにも差があるのか、不思議ですよね。

 

日本では、先進国に比べて精神科疾患の治療が50年遅れていると言われています。

今でも精神科疾患の患者は、病院で入院をして治療を行っていますが、海外では在宅ケアが一般的です。

 

日本がなぜ50年も遅れていると言われているのか、

歴史を振り返りながら、少しずつ紐解いていきたいと思います。

 

1900(明治33年)、日本では、「精神病者監護法」という法律がありました。

これは簡単に言うと、精神病を患っている人を家で監禁してもいいという法律です。

監禁する檻は、人が中腰で立てるくらいの大きさでした。

当時は、精神病は悪魔の呪いと思われていて、

治すには閉じ込めておくしかないという考えだったようです。

 

恐ろしいのは、この法律が50年続いていたという事です。

 

一方、海外では、マラリア発熱療法やインスリンショック療法などを用いて治療していました。

マラリアにかかったり、インスリンを大量に投与する事で、精神病が治るとされていたのです。

しかし、この療法はどちらも上手く行きませんでした。

 

その後は、電気ショック療法などの治療法で、精神病を治療していました。

この療法は、実は今でも残っている非科学的な治療です。

大鬱や妄想、幻覚などはなくなりますが、副作用として健忘が生じます。

 

日本でも海外でも、なかなか非人道的な治療ばかりですね。

50年後、日本では向精神薬「クロルプロマジン」が開発され、薬物療法が導入されます。

このクロルプロマジンは胃腸薬ですが、ドーパミンに働くと言われています。

この向精神薬が開発されてから薬物治療が始まりました。

海外では薬物治療を行うことで、精神的に安定し、社会に出て普通に暮らしているのだそうです。

 

一方、日本では1950年、精神衛生法が制定され、私宅監置の禁止が決まりました。

ここで、日本は精神科病院の建設ブームが起こります。

しかし、精神科病院では医療費がかからないため、収益を上げ赤字を防ぐために、

入院患者を退院させるわけにはいかなくなりました。

せっかく精神衛生法ができたにも関わらず、国は私宅監置を病院監禁に変えただけだったのです。

結局、場所を変えただけで、やっている事は自宅となんら変わらない。

 

これが、日本の精神科医療が世界から50年遅れると言われる理由となります。

この時の国の偏見や差別が、まだこの状況から抜け出せない原因だったのです。

 

今回は歴史についてお話させていただきましたが、

次は、精神障害の考え方や理解について書いていきたいと思います。

 

お楽しみに☆彡

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